ビエンナーレも行われる光州のアートフェアは今回、金大中コンベンションセンターで行なわれています。私たちには、何年か越しで実現したものでした。明日の日曜日まで開催しています。
今回は、シンガポールで最初に仕事した頃からお世話になった画商さんで、このアートフェアを皮切りにこれからまた仕事をしようということで、今後の打ち合わせも兼ねて光州に集まりました。今回は様々な当地の美術館やさまざまな美術関係の方々にもお会いすることが出来、私は新参ものでしたが、これからまた韓国にくることにもなりそうです。
北青山のギャラリーへ追悼の展示にむかった。もう、20年以になるだろうか。長い年月にわたって大きな仕事を数多くご一緒させていただいた株式会社織絵の会長、作山忠さんが亡くなられ、その業績を振り返る追悼展が関係者とともしめやかに催された。生涯現役を貫き90歳の生涯を閉じられました。その人柄や、仕事の信頼関係ゆえに多くのギャラリー作家や関係業者の方々でにぎわい、思い出を語りました。作山さん、安らかにおやすみください🙏
谷中にあるギャラリー、
WALL TOKYOで開催中の
「ひと目あったその日から」展を開催中。近代現代の名作が並ぶ。懐かしいヨーゼフボイスの作品や、クリストの作品も展示されている。90年代にボイスの作品を修復した思い出がある。当時、都内で開催された大きな展示のための予備的な修復処置だった。もちろん絵ではなかったけれど。またそれを遡ること10数年、クリストに出会った思い出も。80年代に原美術館にて開催されたクリストの展覧会『クリスト 包まれた遊歩道 資料展』でクリストの実作品を見たのが初めてだったと思う。この展示にはクリストさん、ご本人と夫人も来日、来場されスライドによるショーと小さなパーティーもあった記憶がある。その時にクリストさんにカタログにサインをして頂いた。当時クリストのサインは貴重だと聞き大切にしていた。。。
原爆の図丸木美術館での展覧会、
東京大空襲・記憶の色を保存する「炎と灰のモンタージュ」無事に終了しました。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。たくさんの方々に見ていただき、また様々なお話しをお伺いすることができました。美術館での館内誌「原爆の図丸木美術館ニュース第153号」に展示について掲載されています。さまざまな事を学んだ展示でした。また次回の展覧会もよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました😊
🙏盛況な原爆の図丸木美術館では現在、趙根在写真展が開催中です。趙さんはハンセン病療養所に収容された人たち、特に在日の朝鮮の人に焦点を当て差別の中で生きる人々を撮り続けました。展示では今の僕らの生活では忘れてしまいがちな姿が描出されています。私は以前、ハンセン病資料館に収蔵された作品の修復に携わらせていただいた事がありました。その際に、ハンセン病についてさまざまな差別を受けながら施設に収容されて生活された方々の姿を知りました。収容所では芸術的な創作をする患者さんも居られ中には強く心引かれる魅力的な作品もあった事を覚えています。ハンセン病が実際には風邪よりも感染力のない病とは知る由もない時代、あまりにも辛い日常がありました。ぜひ来て見てください。二階では東京大空襲・記憶の色を保存する、炎と灰のモンタージュ展開催中です🔥