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セントラルパークの世界は

2012年 07月 07日

久しぶりに滞在するマンハッタン。時間があるときにやはりセントラルパークを歩きたくなる。近くに住んでいた頃は単にお散歩のための空間だった。しかしこの公園は実によく出来ている。丁寧に公園の景色を観ていると、いろいろな表情が垣間見えてくる。日本ではいわゆる庭園をよく見て歩いているが、やはり日本の公園や庭園とは風景の深みやスケール感が断然に違う。セントラルパークはある方向から見ると北米に観るような深い自然の中の景観のようにも感じられ、また「庭」のようなコンパクトな景観を見せるところもある。マンハッタン島はそもそも岩盤でできていて、時折観る岩も、何か筋状の模様がある。それを氷河擦痕というらしい。その昔、マンハッタン島を覆っていた氷河が島の上を移動したとき、氷床の底に取れ込まれていた岩が公園の岩盤の表面を削っときの跡という。盛り上がった島のような岩は、日本庭園に観るような運ばれて組まれたような石組みの景観ではない、独特の構築感を現している。しかし、園内の池の中には、日本庭園のような小さな石組みの風情もあり、池には摩天楼が映え、美しい世界を造っている。歳を重ねると景色も変わって観えてくる。
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by ogatajun | 2012-07-07 12:45 | Comments(0)