悲しい知らせ続く

2013年 06月 23日

数日前に届いた葉書を見て唖然。若い頃、長くお世話になった絵の先生が亡くなられたという知らせ。私は絵や書で数人の先生方にお世話になった。大学に入る前の先生や、大学にはいってからの先生。諸先生方は頗るお元気だったが、2009年に亡くなられた荻太郎先生の記憶もまだ悲しくまだ生々しい。しかし、ことしになって無くなられたのは、まだ大学に入る前のいわゆる浪人時代からお世話になった画家の三村博美先生だ。知らぬ間に3月の半ばに亡くなられていた。思えば三年前のある夜、突然の先生からの電話とともに、先生が務めておられた講義の代行を頼まれたのだ。その時から先生は病に倒れ、闘病生活を続けておられたことは知っていた。最近、容態を案じていたところでの訃報だった。
三つ子の魂百までというが、子供の頃の祖父と過ごした原風景や、浪人時代の風景は絵の世界を生きる私の心に強く焼き付いている。というか、不肖の私はいまだに浪人は終わっていない気分だ。学生でもなく、社会人でもない、何者でもない時代に、真剣に向かい合ってくれた先生の言葉が聞こえてくる。制作に向かう姿勢や、絵と対峙する心はまさに長く過ごした浪人時代に染み付いたものだ。そんな時代の先生が亡くなるのはとても悲しい事だ。まだもっと、色々なこと聞いておきたかったと思う。数日、悲しみながら過ごしている。
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by ogatajun | 2013-06-23 20:49 | Comments(0)