四国の遺跡を知る

2013年 08月 08日

8月は2週間ほどアトリエを閉めて、数日だが四国への旅に出た。何度か訪れているが、いつも急がしい用事であたふたしながら訪ねるところ。今回は四国の島々や美しいビーチを訪ねました。歩き慣れた松山では、今回はゆっくり松山城やその裾野にある二の丸庭園の遺構など訪ねた。松山城も今回、始めての登城でした。史跡庭園には、遺構の上に構築した草木園や流水園がある。
傍らには近年に造り込まれた美しい林泉庭が見える。平成に新たに整備されただけにヴィンテージな印象は無いけれど空の色が美しく映える池やコンパクトな空間だが飛石や岩組、滝など配された美しく整った庭を拝見。史跡庭園は、発掘調査から明らかになった遺構を利用し当時の絵図なども考察して造られたものだという趣のある庭園だった。
松山にはこのような豪華な庭園だけでなく、侘しい庭園もある。庚申庵は、松山の俳人栗田樗堂(くりたちょどう)が、名利を捨て、俳諧に没頭するために建てた草庵だそうな。庭は小さいが昔の佇まいが残る建物だ。古いけれど、丁寧に修理されたなんともいい味の草庵だ。小さな庭には自然の世界が丁寧に再現されている印象。よくある床屋に行きたてのように刈り込まれた庭園より、このくらい緩い感じもいい。京都などで見る庭の風情とはひと味違う自然観だ。やはり松山の街には見る物がたくさんだった。
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by ogatajun | 2013-08-08 00:19 | Comments(0)