歌舞伎〜古典の舞台

2015年 02月 25日

歌舞伎界はい悲しい知らせに沈んでいる。その数日前、お誘いを受けて久しぶりに歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞。歌舞伎はまったく素人だけど市川高麗蔵さんを囲む会にお呼ばれに。新しい歌舞伎座では初めての鑑賞。本物の芸に触れ、高麗蔵さんには普段は伺いしれない貴重なお話も賜り、楽しい夕べだった。
お芝居は高麗蔵さんの「神田祭」、また「一谷嫩軍記」、源平合戦を題材にした古典劇。吉右衛門さん菊五郎さんなどが出演した豪華なものだ。山場は直実と少年敦盛、実は息子の小次郎とのくだり。海辺の風景は描かれた波が重なり、波間の奥には子役演ずる直実、敦盛、二人の可愛らしい武将の切り合いが。舞台奥に小さな子供が大人役を演じ深い空間を表している様子。そういえば日本庭園も中島と陸地の間に岩島を配置し大海を表現したりしたお庭がある。重なり合う平面構成は雪舟の絵画にも通じているようだ。限りある空間を巧みに表す日本の造形は、庭や舞台、絵画とも通ずる拵えのよう。楽しみにした歌舞伎の舞台にえらく感心して帰った夜だった。
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by ogatajun | 2015-02-25 20:24 | Comments(0)