アートセラピーの創始者

2015年 07月 19日

日本には、さまざまな美術収家の方がおられる。そのような方々にささえられながら私たちは創作活動を続けている。また、本業を持ちつつも美術といろいろな形で関わられ、美の造詣を深めながら収集されている方々もおられる。
先日は日本で初めてカナダ・ガードナー国際保健賞を受賞された新しい微生物の創造的な薬学の世界で活躍される化学者、大村智博士のお祝い会が都内のホテルで催された。化学の世界はまったく不調法な私、大村先生とのお付き合いは、米国への留学時、推薦を頂いた恩師、画家の荻太郎先生より繋がりいただいたご縁でした。大村先生は、女子美術大学の理事長も長年に渡り勤められた方で、そのコレクションは近年の女性の画家の傑作が数多い。またコレクションを病院の病棟などに積極的に飾り、アートセラピーを先駆けたコレクターでもある。コレクションには、森田元子画伯、三岸節子画伯はじめ、鈴木信太郎、あのユーゲニズムの岡田健三など近代画壇に多くの功績や活動に寄って寄与した、さまざまな画家の作品を収集されている。戦後の近代美術の大きな潮流には男女問わず、当代のセザンヌ〜ピカソをはじめとしたヨーロッパからの造形の影響が特段に強く、その造形の手法を身につけるべく数多くの作品が生み出されてきた。大村先生のコレクションを拝見すると、特に戦後の女性たちの逞しい創作造形が観えてくる。パーティーでいただいた先生の著作「人生に美を添えて」は、アートセラピーを先駆けた先生と美術との心温まる触れあいが書かれている。
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by ogatajun | 2015-07-19 13:04 | Comments(0)