木枠の痛み?

2016年 07月 11日

梅雨の中暑い日が続く。必要な作業をコツコツ続ける。汗だくだ。一日がすぐ終わってしまう。仕事場ではいろいろな作業のなか小さなけがをする話をしたばかり。今回はキャンバスを張る作業中の出来事。数個のキャンバスタックス(キャンバスを張るための釘)を床に置く。ほんの数個のタックスたちが床に寝転がっている感じ。そのなかでひとつだけ尖った先を上に向けて立っていたるやつがいた。そこへどすんと思いきり膝をついてしまった。ーぐっさり。ざくっと梨の芯に楊枝を突き立てたような感触。釘が数センチ膝の骨に根元までささる。刺さる傷みと言うか打撲という感触。「痛!」急いで抜こうと思ったけれど、上手い具合に深く刺さったせいなのか、容易に抜けない。キャンバスタックスは、むかしから先が平たく尖っていて木枠やパネルに刺さりやすくなっている。数十年間木枠に叩き込んできたタックス。やれやれ今回のけがで、木枠の痛みがよくよくわかったという感じだ。木枠からの積年の恨みを買った気がする。傷が小さいわりにズボンを脱ぐとたっぷり血がにじんでいた。自業自得の些細なけがだが、陽気のせいなのか注意力が弱まっている。
タックスと言えば大昔の作品の釘は焼き入れしたようないい味を出している。酷くさびていないものと出会う事もあり、昔の職人の味がしっかり残っている鋼鉄の証だ。日本で言う鋼(ハガネ)というやつだ。タックスの話になったけれど、私の作品は、ほとんどがステープルで張り込んでいる。MAXのステープル使用。しかしこの張り器、ものすごい耐久性だ。さすが日本製。海外に住み道具を使った経験もあるが、やはり道具は日本製に限る。何の話しているのかわからなくなったので終了〜。
by ogatajun | 2016-07-11 23:33 | Comments(0)